かざもりのブログ

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新元号「令和」のゆかりの地ー坂本八幡宮ー

福岡の神社ー坂本八幡宮ー

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[目次]

プロローグ

2020年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

大晦日にNHKの「ゆく年くる年」を見てたら坂本八幡宮の様子が写ってました。福岡に住んでいながら、近くの「太宰府天満宮」にはよく行ってましたが、坂本八幡宮は、「令和の里」で話題になってから初めて知りました。

例年の正月の参詣は自宅に近い神社に行くのですが、今年は少し遠出をして坂本八幡宮に行ってきました。元旦の11時頃に着いて10分位並んで、お参りしたのですが思ったより人は少なかったです。でも、係の人によると例年の100倍以上の人出はあると言います。

 

そのあと太宰府天満宮にも、お参りしたのですが2時間以上も並び、坂本八幡宮の100倍以上の人出でした。そして、太宰府政庁跡太宰府展示館九州国立博物館等にも行ってきました。おいおいブログで紹介したいと思います。

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太宰府天満宮

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大宰府政庁跡

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大宰府展示館

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九州国立博物館

元号「令和」について

 元号「令和」は、645年の「大化」から数えて248番目の元号となります。令和の典拠(てんきょ)は、1200年位前に編纂(へんさん)された日本最古の歌集『万葉集』の「梅花の歌三十二首 序文」にあり、大伴旅人が序文を書いたと言われてます。

初春の月にして気淑(うるわ)しく風(やわら)ぎ 梅は鏡前の粉に披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香に薫らす

大意:初春の令月(よきつき)であり気は麗しく、風は和(やわ)らかに。梅は鏡の前の白粉(おしろい)の様に開き、蘭は匂い袋の香の様に薫(かお)っている。

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万葉集 写本 大宰府展示館

元号「令和」には、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。

サブブログ「読書案内」で万葉集の「梅花の歌」について取り上げています。よろしかったら覗いて下さい。

kazamori.hatenadiary.jp 

大宰府と「梅花の宴」

現在の大宰府政庁跡地には、7世紀後半から12世紀前半にかけて地方最大の役所「大宰府(だざいふ)」が置かれ、九州一帯の統治、対外交流の窓口、軍事防衛の拠点という重要な役割を担ってました。大宰府の長官は「大宰帥(だざいのそち)」と呼ばれ、大伴旅人(おおとものたびと)は、727年頃大宰帥として大宰府へ赴任しました。

大伴旅人は政治家としてだけではなく、歌人としても才を発揮した人物でした。赴任した大宰府において文人と交わり山上憶良(やまのうえおくら)らと共に優れた歌を残しました。

天平2年(730年)正月13日、大伴旅人は自身の邸宅に大宰府や九州の役人らを招いて宴を開催しました。当時、中国から渡来した大変高貴であった梅をテーマに歌を詠んだことから「梅花の宴」と呼ばれてます。

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梅花の宴 大宰府展示館

坂本八幡宮

概要

坂本八幡宮は、大宰府政庁跡の西側にあります。四季折々の自然の中にひっそりとたたずむ神社の近くに、大宰帥として赴任した大伴旅人の邸宅があったと言われてます(ただし、邸宅の場所については諸説あり)。

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坂本八幡宮は土地神・産土神として崇拝されている神社で、応神天皇をご祭神としてます。平安時代にはこの坂本の地に四王寺の座主坊としての善正寺が成立していたとされてます。この寺は天台宗の寺院で、九州の天台宗系寺院には境内に八幡宮を祀る形が多く見られます。

坂本八幡宮の勧請時期は「天文・弘治の頃」(1532~1557)の戦国時代とされてます。おそらくこの頃に寺院がすたれ、現在の坂本区の原型となる村落ができ、村の鎮守として寺の境内にあった社が再興されたと考えられています。

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坂本八幡宮縁起の説明板

坂本八幡宮の本殿と社務所に多くの人が並んでました。

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元号「令和」の碑の表には以下のように刻まれてます。

令和

初春の令月にして気淑く風和ぐ

梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫らす

万葉集巻五 梅花の歌三十二幷せて序

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元号「令和」の碑の表 fukuoka-traver.jp

元号「令和」の碑の裏には以下のように刻まれてます。

元号「令和」の碑

「万葉集」巻五梅の歌三十二幷せて序

初春の令月(よきつき)であり気は麗しく風は和(やわ)らかに 梅は鏡の前の白粉(おしろい)の様に開き 蘭は匂い袋の香の様に薫(かお)っている (大意)

この碑文の書は天皇陛下御即位に伴い改元された新元号発表時の菅(すが)官房長官が掲げていた「令和」の揮毫者である内閣府辞令専門職茂住修身(もずみおさみ)(雅号菁邨・せいそん)氏によるものです

梅花の宴が行われた大伴旅人邸址といわれる坂本八幡宮へ平成三十一年四月ご参拝の折に奉納いただきました

大宰府ライオンズクラブ創立四十周年建立 令和元年十月吉日

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元号「令和」の碑の裏

 令和二年元旦のご朱印です。

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坂本八幡宮のパンフレットです。

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このブログは古都大宰府保存協会のホームページを参照してます。

www.kotodazaifu.net

アクセス

地図右下の⊕⊖をクリックすると拡大・拡小します。

 

西鉄都府楼前駅より徒歩15分、駅を降りると坂本八幡宮へのルートに看板が設置してます。 看板に沿って行くとよいです。

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車で参詣の場合には、近くの大宰府政庁跡に無料駐車場があります。平日ならば、空いてると思います。ただ、正月、ゴールデンウイーク等の混雑が予想され日には閉鎖されたり、出入口が変更される場合等があるので確認したほうがよいです。

お問い合わせ:TEL&FAX  092-928-3100

9時~16時(月・木曜日休務)

最後に

皆様にとって本年が良い年でありますように。